スズキ労連の網領と役割

スズキ労連は、スズキグループの自動車製造、部品製造、販売、輸送、一般に関わる15の労働組合が集まり、そこに働く31,833名の組合員が加盟しています。ススズキ労連の役割は以下に整理していますが、加盟組合の組合活動がより充実すれば、最終的には各職場のコミュニケーションがより良くなり、結果として会社の業績も上がり、ひいては自分たちの労働条件をはじめとする雇用環境の維持・向上につながるのではないかと考え、スケールメリットを活かした役割の一つとして、ここ数年、組合役員のコミュニケーション能力向上につながる教育活動に力を入れています。

スズキ労連会長 武藤 憲司
スズキ労連定期大会

また、上部団体の産別組織である自動車総連やナショナルセンターである連合とも連携を図りながら、地域貢献を含めた社会福祉活動や、産業政策をはじめ社会保障制度、税制などの政策制度課題にも積極的に取り組んでいます。
自動車産業を取り巻く環境や経済情勢はもちろん、職場の状況をしっかりと把握した上で、自らの努力で維持・向上させるものと、スズキ労連あるいは自動車総連が力を合わせて取り組むものの双方を通じて活動を推進し、自分たちの生活環境、労働条件の維持・向上につなげることが、私たちスズキ労連、そして労働組合の役割だと思っています。
2022年9月にスズキ労連は結成50周年を迎えました。多くの諸先輩たちが築いてきた歴史と活動実績を残しつつ、新たな環境変化への対応を進めていく必要があると考えます。新たな未来に向けて、加盟組合の仲間の皆さんの組合活動への一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。

スズキ労連【網領】

  1. われわれは、スズキ関連労働者として、友情と連帯の精神にもとづき統一と団結のもとに労働条件の維持、改善をはかり労働者の経済的社会的地位の向上を期す。
  2. われわれは、自動車産業に働く労働者の一員として、広く国際的視野にたって、正義と公正の理念に貫かれた産業活動を通じ、もって国民福祉の向上を期す。
  3. われわれは、外部からの全ての支配介入を排除し、我々の総意と英知を結集し、自由にして民主的な組合運営を期す。
  4. われわれは、労働組合の社会的責任を自覚し、一切の暴力と独裁を排除し、もって平和な社会の建設を期す。

スズキ労連の役割

  • スズキグループ各組合全体の運動の方向性の構築と活動の推進
  • スズキグループ各組合の労働条件の情報センター
  • スズキグループ各社の会社の動きに関する情報交換及びに情報センター
  • スズキグループ各組合相互に共通する諸問題の解決に向けた調整機能
  • スズキグループ組合役員・組合員の教育・研修の場の提供
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